子供に教えてあげたい!七五三の歴史と過ごし方
2022/06/03
こんにちは!ぽっかぽかです。11月には「七五三」がありますね。ここでは、子供の成長を祝う七五三の成り立ちとおすすめの過ごし方をご紹介します。
七五三の成り立ち
七五三の起源は平安時代だといわれています。当時は身分の高い貴族の間で子供の成長を祝い健康を願うために行われていました。なぜ「七五三」なのかというと、3歳の男女のための「髪置き」、5歳男子の「袴着」、7歳女子の「帯解き」のお祝いがもとになっているからです。
これら3つの行事は最初、別々に行われていました。しかし江戸時代に入ると3行事は徐々に庶民の間でも行われるようになり、1つにまとめて七五三と呼ばれるようになったのです。こうして、現在の七五三の形になっていったと考えられています。
七五三の正しい服装はどんなもの?
現代の七五三は、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳でお祝いするのが一般的です。服装に決まりがあるわけではないのですが、せっかくなら着物の正装がおすすめです。3歳の女の子は、着物は肩上げと腰上げをして着付け、被布という上衣を重ねるのが正式な服装です。3歳ならではの可愛らしさが引き立ちます。
5歳の男の子では、黒羽二重に紋付袴が正装です。上衣は羽織か長着で、鷹や兜といった柄が入っているものも人気があります。7歳の女の子は振袖に帯付きが正装とされています。「筥迫(はこせこ)」や扇子(末広)といった小物も揃えるとより正式です。
七五三のときのおすすめの過ごし方
七五三の日は、晴れ着を着て神社に参拝したり記念写真を撮ったりする家庭が多いようです。家族や親せきと食事会をするのも良いですね。記念写真を撮る場合はスタジオが混雑する時期なので、1日がかりになってしまうことも珍しくありません。着物に慣れていない子供は疲れやすいので、サンダルやスニーカーといった普段の履物、着替えなどを用意しておくと安心です。
また、写真は別の日に撮り、七五三のお祝いをする日は家族でゆったりと過ごすのもおすすめです。子供の成長と健康を願う行事ですから、家族みんなが笑顔で過ごせるような計画を立てられるといいですね。2019年の七五三のお祝いをするときには七五三の成り立ちや意味についてもぜひお子さんに教えてあげてくださいね。
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