新茶がおいしい季節到来！親子で楽しめる新茶レシピ

こんにちは！ぽっかぽかです。5月は新茶が多く出回る時期ですね。お茶として飲んでも美味しいですが、子供も一緒に楽しめる新茶レシピも試してみませんか？

新茶とはどんなもの？

立春から数えて八十八夜にあたる日に摘まれた新茶は、古くから縁起物として重用されてきました。2020年の八十八夜は5月3日にあたります。この日に摘まれた新茶には不老長寿の力があるともいわれ、例年のこの時期は日本各地で新茶を楽しむイベントが催されているのです。

 

八十八夜の新茶が不老長寿に効くというのは、あながち迷信ではありません。実は、八十八夜前後になると、お茶の新芽に含まれる成分が最も豊富になるといわれているのです。また、八十八夜は農家にとって種まきの時期でもあります。この頃に採れる新茶を飲んで縁起を担ぎ、その年の豊作を願うという意味合いも込められているのです。

 

新茶を味わうお菓子レシピ

爽やかな香りと多くの栄養が含まれている新茶は、お菓子作りの素材としてもおすすめです。例えば、食べたいときにすぐ作れる「新茶のクッキー」では、ほんのりとお茶の香りを楽しめます。材料は小麦粉、バター、砂糖、新茶というシンプルさ。ポイントは新茶を細かくすりつぶすことです。香りが立ち、お茶の早緑が爽やかなクッキーに仕上がります。小さなお子さんでも食べやすい味ですよ。

 

もっと手軽に新茶のお菓子を作りたいときにおすすめなのが、「新茶チョコクリーム」です。まず、新茶の茶葉をすりつぶすか、濃く淹れた少量の新茶を用意します。ホワイトチョコと少量の生クリームを湯煎にかけて溶かし、そこに新茶を加えてよく混ぜれば完成です。ビスケットやクラッカーに乗せたりトーストに塗ったり、イチゴやバナナにかけて食べても美味しいですよ。甘さや濃さは、お好みに合わせて調節してくださいね。

 

新茶を味わうごはんレシピ

お茶の産地では、新茶の季節になると「お茶の天ぷら」をよく食べるのだそうです。新茶の香りとほろ苦さが楽しめる、この時期ならではの味覚だといえますね。市販の茶葉で作るなら、「新茶のふりかけ」はいかがでしょうか。新茶の出がらしを細かく刻んでフライパンで乾煎りし、ごま油と塩で味付けすれば完成です。新茶の出がらしは、細かく刻んで餃子の具に混ぜても美味しいですよ。

 

美味しい新茶が手に入ったら、ぜひ試してほしいのが「新茶の炊き込みご飯」です。新茶の茶葉と研いだお米、出汁を一緒に炊飯するだけの簡単レシピとなっています。茶葉はペーパータオルなどにくるみ、手で軽く砕いてから炊飯器に入れるとより食べやすいですよ。新茶の香りを楽しめる、シンプルな炊き込みご飯です。今が旬の新茶、ぜひいろいろな味わい方を試してみてはいかがでしょうか？

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