知ればもっと7月が楽しくなる!7月の異称いろいろ
2022/06/03
こんにちは!ぽっかぽかです。7月にはいろいろな異称があることをご存じでしょうか?今回は知ればもっと7月が楽しくなる、7月の異称と歴史についてご紹介していきます。
7月の異称「文月」とは?
カレンダーによっては、各月の異称が載っている物もありますよね。例えば、1月は「睦月」、2月は「如月」といった具合です。そんな中で、7月には「文月(ふづき、ふみづき)」という異称があります。「文月」という呼び方には、日本らしい風情ある理由があるのです。
文月の由来については諸説ありますが、定説となっているのは「七夕の行事に由来する」という説です。古代の日本では、七月七日の七夕に和歌を作って星に捧げたり、達筆を願って書道をしたりしていました。詩歌や文字を書き夜空に供えたことから、「文月」という呼び名が付けられたというわけです。
「文月」以外にも!7月の異称いろいろ
7月の異称は、「文月」以外にもたくさんあります。例えば、「秋初月(あきはづき)」という呼び方です。文字通り、秋の初めの月を意味する異称です。現代の感覚では、なぜ7月が秋なのか不思議に思えますね。実は、旧暦では1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋で10~12月が冬にあたります。このため、7月は秋の始まりの月なのです。
他に「建申月(けんしんづき)」「申(さる)の月」という異称もあります。この呼び名は古代中国で始まったとされ、「建」は北斗七星の取っ手の先が指す方向を意味します。古代中国では冬至を含む11月に北斗七星の取っ手の先が北の方角を指しました。この月を十二支の最初の「子(ね)」に当てはめ「建子月(けんしげつ)」とし、12月以降は「建丑月(けんちゅうげつ)」、1月は「建寅月(けんいんげつ)」という風に十二支を当てはめていったのです。十二支の申にあたる月だから、「建申月」というわけですね。
「しちがつ」?「なながつ」?呼び方の不思議
7月のことを「しちがつ」というときもあれば「なながつ」というときもありますよね。
なぜ同じ月なのに違う言い方をするのか不思議に思ったことはありませんか?もともと、「七」は「しち」と読まれることが多く、歴史的にも「しち」という呼称の方が古いのだそうです。このため、「七月」も本来は「しちがつ」と読まれていました。しかし、「1月(いちがつ)」と聞き間違えることがあるため、あえて「なながつ」と呼ぶケースが増えたのです。
近年では、公式な場や人から「なながつ」といった呼称が使われるケースも多くなっています。これは「なながつ」が正式な呼称というわけではなく、聞き間違いを防ぐための便利性が理由になっていることが多いのです。時代の変遷と共に7月の呼び方が変わっていくなんて面白いですね!
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