七草がゆはなぜ食べるの?意外と知らない七草がゆ豆知識
2023/01/06
こんにちは!ぽっかぽかです。いよいよ2022年が終わりましたね。来年もぽっかぽかをよろしくお願いします!それでは、今回は新年らしく、七草がゆにまつわる豆知識をご紹介します。
七草がゆの成り立ちと歴史
七草がゆの起源は、中国にあるといわれています。1月7日は中国の五節句の一つ「人日の節句」で、七種菜羹(しちしゅさいこう、しちしゅのさいこう)という汁物を食べる風習がありました。この汁物には7種類の野菜が入っており、無病息災を願うメニューだったそうです。
この風習が日本に伝わると、年の初めに野草を摘む「若菜摘み」という風習と合わさり、現在の七草がゆという形になったと考えられています。
七草の種類とそれぞれの意味
「七草がゆには七種の野草を入れる」と知ってはいても、七草の種類や意味を全て言える人は少ないのではないでしょうか?そこでここからは、七草の種類と意味をご紹介します。
・せり
カロテンやビタミンC、鉄分が豊富で消化促進やあかぎれ予防に効果があります。「競争に競り勝つように」という意味合いが込められています。
・なずな
ビタミンBやたんぱく質が豊富で、利尿作用や視力回復効果が期待できます。「撫でて汚れを除去する」という意味が込められています。
・ごぎょう
たんぱく質やミネラルが豊富で、咳や痰、のどの痛みの改善に効果があるとされます。「仏の体」という意味が込められた、縁起の良い野草です。
・はこべら
たんぱく質やカルシウムが豊富で、古くから腹痛薬や歯磨き粉として用いられてきました。「繁栄がはびこる」という意味が込められています。
・ほとけのざ
「葉の形が、仏さまが座っている蓮の台座に似ている」ことから、この名が付きました。「仏の安座」の意味が込められています。
・すずな
かぶの別名です。「神を呼ぶ鈴」という意味が込められており、カロテンやビタミンが豊富なことから、消化促進やしもやけ防止効果が期待できます。
・すずしろ
大根の別名です。カロテンやビタミンB1・B2などが多く含まれており、食欲増進や風邪症状緩和に効果があるといわれています。すずしろに込められた意味は「汚れのない清白」です。
地域によって七草がゆも自在に変化!
七草がゆは、地域によってさまざまな種類があります。具材が「七草」でなかったり、そもそもお粥でなかったりと、実は地域色豊かなメニューなのです。
例えば、東北地方のように雪深い地域では、昔は七草が手に入りにくかったためニンジンやゴボウといった根菜類で代用していたのだそうです。厚揚げや納豆を加えることもあるようです。九州地方ではクジラ肉やブリを入れる地域もあるといい、ご当地ごとのおいしさが味わえるのも七草がゆの魅力と言えるでしょう。
2023年の健康を願って、1月7日には家族みんなで七草がゆを楽しんでみてくださいね!
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