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6月21日は「夏至」!知ると楽しい夏至の豆知識をご紹介します。

      2023/06/13

こんにちは!ぽっかぽかです。5月も半ばとなり、もうすぐ夏至ですね。そもそも夏至とはどんな日かご存知ですか?今回は、意外と知らない夏至について詳しくご紹介します。

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夏至とはどんな日?

夏至は二十四節気の一つです。二十四節気とは太陽の動きを元にした暦で、季節を表すのに良く使われてきました。もともとは中国で生まれたものであり、四季・気候といった視点で一年を分ける方法です。

2023年の夏至の日は621日(水)です。夏至は、日の出から日の入りまでの時間が一年で一番長くなります。「一年で最も昼が長い日」とも言えますね。とはいえ、同じ日本国内でも緯度によって昼の長さは微妙に異なります。

例えば、緯度35度に位置する東京では昼の時間が14時間34分とされていますが、緯度43度の札幌では15時間23分です。北へ行くほど、夏至の日の昼の時間は長くなります。

夏至におすすめの食べ物

一昔前までは、夏至といえば田植えの季節でした。梅雨の真っただ中ではありますが、昔は田植えの時期が今より遅く、農繁期で忙しい時期でもあったのです。田植えが終わる半夏生(夏至から数えて11日目から5日間)には、収穫したばかりの麦で「半夏生餅」を作り、田んぼに供えてから食べる習慣がありました。

関西地方では、豊作を祈って半夏生にタコを食べる習慣があります。タコの足にあやかって、作物が地面にしっかり根付くようにとの願いが込められているようです。

この他にも、福井県では焼きサバ、三重県ではミョウガといった具合に、各地方で夏至に食べられる食材が数多くあります。その多くが、農作業で疲れた体を癒したり、夏バテ予防を期待したりといった意味も込められているのです。

世界の夏至について豆知識

日本では夏至にまつわる様々な風習がありますが、海外でも多様な風習があります。例えば、スウェーデンでは「夏至祭(ミッドサマー)」を盛大にお祝いします。クリスマスに次ぐお祭りという位置づけで、クリスマスより大事だという人もいるほどです。

フランスやドイツでは、夏至に火を焚く習慣があります。日本のどんど焼きに似たイメージで、魔除けや落雷除けといった意味合いがあるそうです。

ギリシャでは、夏至の3日後にある「聖ヨハネの日」に古くから続く風習を行っています。それは、未婚の女性が自分の持ち物をイチジクの木の下に置く、というものです。夏至の魔法がかかり、将来の伴侶を夢に見られるという伝説があるのです。なんともロマンチックですね。

2023年の夏至には、日本の風習だけでなく世界の風習にも注目してみてはいかがでしょうか?

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