暑さに負けず元気に過ごすためおすすめの7月の行事食

こんにちは！ぽっかぽかです。7月には七夕や土用など、様々な行事がありますね。各行事の日には、行事食で食卓を彩ってみてはいかがですか？そこで今回は、7月におすすめの行事食についてご紹介します。

子どもが喜ぶ！目にも楽しい七夕の行事食

7月を代表する行事といえば「七夕」、そんな七夕の行事食はそうめんです。ツルツルとのど越しの良いそうめんは、夏に欠かせないメニューでもありますね。実は、そうめんは千年以上も前から七夕の行事食として食べられてきたのだそうです。

ちなみに、行事食というのは、行事や祭事、お祝い事の日などに食べる特別な食事のことです。何かを象徴していたりお供えの意味があったりします。無病息災を願い、家族の幸せと健康を祈って食べます。

2023年の七夕には、ぜひ夏野菜をふんだんに使ったそうめんを食べてみてください。切ると星形になるオクラや色鮮やかなニンジンにトマト、枝豆やコーンを散りばめるのもいいですね。ハムやかまぼこを添えると華やかになり、子どもが喜ぶ行事食になりますよ。

体内の熱さをすっきり払う暑気払い行事食

2023年7月30日は「土用の丑の日」です。「土用」は季節の変わり目であり、7月の土用は暑さが本格的に厳しくなる頃でもあります。体に溜まった熱を上手に逃がして、暑さに負けずに元気に過ごしたいですね。

漢方医学では夏の暑さは「暑邪」と呼ばれ、体の外側からやってきて心身に悪影響を及ぼす邪気の一つであると考えられてきました。暑邪によって体内に熱が溜まると高熱や大量発汗などの症状をもたらし、体力と気力を減退させるとされています。

この暑邪を払うのが「暑気払い」です。おすすめの行事食は旬のフルーツやゼリーのほか、冷たく冷やした甘酒や「酸梅湯（さんめいたん）」です。酸梅湯は台湾で親しまれている夏の薬膳ドリンクで、梅の実を加工した鳥梅（うばい）やサンザシ、陳皮（みかんの皮を乾燥させたもの）などが配合された甘酸っぱい飲み物です。

暑さに負けない身体づくり！土用の丑の日メニュー

土用の丑の日には「う」がつく食べ物で精力を付けると良いとされています。うなぎやうどん、梅干しなどがメジャーですが、うし（牛肉）やウインナーなども「う」のつく食べ物です。

「う」のつく食材で作れるメニューは工夫次第でいろいろできます。暑さで食欲が落ちやすい時期だからこそ、味付けのしっかりしたメニューで栄養を摂りましょう。子どもが喜ぶメニューにするなら、ウインナーを丸ごと入れた卵焼きがおすすめです。チーズを入れればさらに食べ応えがあります。卵の黄色とウインナーの赤で切り口が鮮やかなので、お弁当にもぴったりですよ。

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