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子育て世帯の税軽減!ベビーシッター代などを控除検討について考える!

   

こんにちは、ぽっかぽかの小田です!

先日ニュースで表題の件が報道されていました!

『子育て世帯の税軽減、シッター代など控除検討厚労省など改正要望』

//www.nikkei.com/article/DGXLASFS23H36_T20C16A8MM8000/

こちらについてちょっと考えてみたので、良かったら読んでみてください!


制度の概要について

まだはっきりとした制度ではなく、答申という形なので予算が入れられるか分かりませんが全体で数十億〜数百億円の見通しとのこと。

子育て世帯でベビーシッター等を利用した場合に税額の控除が出来るということは、利用分から所得を引いて税金を計算してくれるということですから使えば使う分だけお得になると思われます。

と、一見良さそうな制度ですが、実際どれくらいの対象になるのか?


ベビーシッターの市場規模について

ベビーシッターの市場規模というのは具体的な数字を取っている機関が無いので、民間のデータによるのですが、2008年に矢野総合研究所が調べたもので250億円/年というのが出ていました。少し古いのですが、この数字は恐らくそれほど変わってないと思われます。※景況感の変化等の悪化から。

利用者は増えているかもしれませんが、格安のベビーシッターサービス等も出てきており、全体の数字感はあまり変化がないと考えられます。


実際どれくらいの方が使っている?

平均的なベビーシッター料金を1時間あたり2,000円と仮定した場合、1250万時間となります。これは1人が毎週3時間×52週を使った場合、約8万人の利用者があるということになります。0歳から小学校入学の6歳までと考えれば1学年あたり13000人とそんなに多い数字ではありません。ざっと100人に1人が使っている位。実際には出生数は100万人前後ですが。ざっと計算するとと言う感じです。地域別でも当然変わってくるのですが、やはり保育園不足が叫ばれている東京都内というのが非常に多いのではないでしょうか?


待機児童問題の一助になるのか?

待機児童問題は良く問題となりますが、実際にはベビーシッターを利用している人はそれほど多くないということです。上の計算だと1人3時間×週1回の計算ですので、実際に使っている方はもう少し長時間使っているという方もいると思います。もちろん短い時間で使っている方もいらっしゃると思いますが。

年数十億〜数百億円であれば使っている方はかなりお得になるはずです。もしかしたら利用分をそのまま税額から引いても全然お得と言う事もあるかもしれません。実際には具体的な予算が決まっていないので、何ともいえませんが。

夫婦共働きが当たり前になってきているこのご時世ですから何か良い方向へ行ってほしいですね!

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