LINEアプリを使った渋谷区の新しい育児支援サービスに注目!
渋谷区といえば、流行最先端の若者の街!というイメージが強いですが、実は子育てのしやすい街として幅広い年代層からの人気が高いんです。
そんな住みやすい街・渋谷で、また一つ新しい取り組みがスタートしました。その名も「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」。今や若者だけでなく、たくさん人のインフラとして確立しつつあるLINEを使った育児支援サービス。どんなものなのかチェックしてみましょう!
■シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定とは?
2016年8月3日、渋谷区とLINEがコラボした育児支援サービスである「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」が発表されました。
これは、今や人々の生活にはなくてはならないツールといっても過言ではないLINEが、育児にまつわるお役立ちサービスを始めるということですね。
〇乳児健診や予防接種のお知らせ
妊婦さんや小さな子どもを持つ母親へ向けて、健診や予防接種の時期をお知らせするサービスです。
妊娠周期に応じた妊婦健診や乳児期の健診・予防接種は、かなりタイトなスケジュール。気をつけていないと「ついうっかり!」なんてこともあるので、こういったサービスがあると心強いですね。
〇保育室の予約
子どもを預ける際に、LINEを使って予約ができるようになります。
お母さんの息抜きとして積極的に使いたい一時保育。まだ利用したことのない人も気軽に申し込めるようになる、ハードルが下がるというメリットが期待できます。
〇相談の窓口として
自治体では随時、育児や子どもの発育などについて相談を受けています。気軽なコミュニケーションツールとして利用されているLINEで相談ができるようになると、これまで相談に二の足を踏んでいた人達も手を出しやすくなるでしょう。
■LINEアプリによる育児支援サービスへの期待
これまでも「LINE@」を使った自治体のサービスはいくつかありました。ただしこれは、あくまでも自治体側からイベントの実施内容などを一方的にお知らせするというもの。
今回、渋谷区とLINEがコラボしてスタートする「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」は、LINEを通じて自治体と区民が相互にコミュニケーションを取ることができるという、画期的なサービスです。
妊娠期から乳児の育児期において、特に問題になっているのがお母さん達の孤独です。核家族化や昔ながらの「ご近所づきあい」が希薄となっている現代、孤独からお母さん達を救い出し、新しい育児支援の一つとして広く認知されていくことを期待します!