洋食の基本マナーをおさらいしましょう
こんにちは!ぽっかぽかです。クリスマスなど年末年始にはレストラン、ホテルなどでの会食される方も多いことでしょう。
この機会に、洋食の基本マナーをおさらいしておきましょう。
1.着席~ナプキン使い
昔と違って、現代の生活ではナイフやフォークはなじみの道具になっていますが、はじめての人といっしょにレストランやホテルで会食する時はちょっと緊張するものです。最低限のマナーを知っておくことで、美味しい食事を楽しみましょう。
まず、あらたまったレストランでは、お店の人がいすをひいてくれるまで待ち、ゆっくりと腰をかけてください。席には左から着席・退席がマナーです。レディファーストですので、男性は女性が座ったのを見届けてから座るようにしましょう。体とテーブルはこぶしがひとつ分空くぐらいがベストです。
自分の持ってきたハンカチのほうが良いと思って使うのは失礼なことになりますので控えてください。ナプキンは食事中に指や口をふくために使います。くれぐれも鼻をかんだり汗を拭くのには使わないでください。
注文を終えてから食事が出てくる前に、半分におってひざに載せます。食事中にトイレなどに立つ時はいすの上におき、食事が終わった時に軽くたたんでテーブルの上に戻します。
2.カトラリーの使い方
ナイフ、フォーク、スプーンなどをまとめてカトラリーといいます。座席につくと、皿の左側にはフォーク類、右側にはナイフ・スプーンがずらりと並べられています。これらは全てひとつの料理について1セットずつ置かれていますので、外側から1本ずつ使っていきましょう。まずは右側のスプーンでスープを飲み、続いて左右のホークとナイフでオードブルを食べるという塩梅です。洋食器は持ち上げないでナイフ・フォークなどで食べるのが原則です。飲み物と手つき器のスープは持ち上げて飲んでもだいじょうぶです。
スープは手前から向こう側へとすくうこと、食事の途中ではナイフとフォークは「ハの字」に置くこと、皿の右手前側に「同じ向きに並べて置く」と食事終了のサインとなり、皿を片付けて次の料理が運ばれてきます。
結婚式やパーティなどの機会を利用して、子どもにも洋食特有のちょっとした約束ごとを教えておけば、小さなレディとジェントルマンの誕生です。