彩りが楽しい！5月が旬の食材を食育に取り入れよう
2019/05/06
こんにちは！ぽっかぽかです。5月は「初鰹」をはじめ、旬の食べ物が多く出回ります。食卓に乗せるのはもちろん、子供の食育にも役立てましょう！
5月といえば「初鰹」！
『目には青葉 山ほととぎす 初鰹』という有名な句にもあるように、5月が旬の食材の中で初鰹は特別存在感があります。江戸時代は、家財を質に入れてでも初鰹を食べる人がいたほど、人気が高かったようです。一年を通してほとんどの食材が手に入る現代でも、初鰹は人気ですよね。
そもそも初鰹というのは、その年に初めて水揚げされた鰹を指します。餌を求めて北上してきた鰹が、春先から初夏にかけて水揚げされ初鰹と呼ばれるのです。この時期の鰹は脂質が少なく、あっさりとした味わいが特徴。大人は刺身で食べたいところですが、小さな子供には出汁で煮たり、ステーキにしたりするのがおすすめです。
緑が鮮やかな万能選手・アスパラガス
シャキシャキとした歯ごたえが楽しいアスパラガスも、5月頃が旬です。ベーコン巻きやパスタ、スープなど使い勝手の良さも魅力。小さな子供には茎の繊維質が噛み切りにくいことがあるので、柔らかい穂先のみを食べさせてあげましょう。
新鮮なアスパラガスはソテーにして塩を振るだけでも、爽やかな美味しさを味わえます。アスパラガスには独特の風味があるので、苦手だという子にはグラタンにしてみては？ホワイトソースがアスパラガスの味をマイルドにしてくれます。
春先がおいしい筍は子供が食べてもOK？
5月が旬の食材といえば、初鰹と同じくらい筍のイメージが強いのではないでしょうか。でも、子供に食べさせてもいいのか、迷ってしまうパパママも多いようです。
筍を子供に食べさせるとき、気をつけなくてはいけないことが2点あります。1点目は、筍の繊維質。筍は繊維質が多く、小さな子供は消化不良を起こすことがあります。穂先の部分を少量食べるのなら大丈夫です。2点目は、筍のアクです。小さな子供にとっては、アクは有毒。しっかりアク抜きし、えぐみや渋みを取り除いてから食べさせるようにしましょう。
旬の食べ物を知ることは食育につながりますが、中には筍のように注意が必要な食材があることも。旬だけでなく調理方法や注意点なども学んだ上で、親子で楽しい食育を取り入れていきましょう！
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