2020年の2月の祝日は歴史ロマンを感じてみませんか？

こんにちは！ぽっかぽかです。2月は祝日が少ない月ですね。2019年までは、2月の祝日は1日しかありませんでした。しかし、2020年からは2月の祝日が2回に増えていることをお気づきでしたか？

 

2020年は祝日に変動アリ！

令和元年となった2019年は、新天皇の即位に伴い「天皇誕生日」がない年でした。これは1912年以来2回目のことです。そして、今上天皇が即位したことで2020年は天皇誕生日がこれまでの12月23日から2月23日となりました。つまり、これまで1日しか祝日のなかった2月に、祝日が増えることになったのです。

 

逆に言えば12月の祝日が減るわけで、残念ながら2020年以降12月は祝日がない月になってしまいました。とはいえ12月は年末年始の休暇の時期なので、会社や学校のお休みに関してはこれまでとあまり変わりがないといっても良さそうですね。

 

 

 2月11日の「建国記念の日」とはどんなもの？

2月のもう一つの祝日である2月11日は「建国記念の日」です。名前からわかるように、日本の「建国」をお祝いする日なのですが、実際どのような祝日なのかあまり詳しくはわからないという人も多いのではないでしょうか。

 

日本の「建国記念の日」は、古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日をグレゴリオ暦に換算した日です。実際のところ、日本という国が建国された日は明確ではありません。なので、神話を基に建国日を定め、今日までお祝いしているというわけなのです。

 

「建国記念日」と「建国記念の日」は別物？

2月11日を「建国記念日」と思っている人も多いかもしれません。実は、「建国記念日」と日本の「建国記念の日」は似ているようで別物です。「建国記念日」は世界中の国にそれぞれある、建国を記念する日です。独立記念日や革命記念日といった記念日と同一になっている場合もあります。対して、「建国記念の日」は日本の記念日の一つです。「建国記念日」は世界各国にありますが、「建国記念の日」は日本だけの記念日ということになります。わずかではありますが、両者にはこうした違いがあるのです。

 

「建国記念の日」の元となった神武天皇の即位日は、日本書紀によると紀元前660年の1月1日（旧暦）とされています。2千年以上前から続く記念日が、現代でもお祝いされていると思うと歴史ロマンを感じますね。2020年の2月11日は、ぜひ日本の長い歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。お子さんに「2月11日は何の日？」と聞かれたら、今回ご紹介した内容をもとにわかりやすく教えてあげてくださいね。

 

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