渋谷区でおすすめ!都心に残された古墳「猿楽塚」の魅力
2022/06/03
こんにちは!ぽっかぽかです。東京都の中でも、渋谷区は特に都会的なイメージの強いエリアの1つだといえます。今回は、そんな渋谷区に現存する古墳についてご紹介します。
代官山からほど近い、渋谷区の史跡「猿楽塚」
東急東横線・代官山駅から徒歩約5分、代官山ヒルサイドテラス内に、「猿楽塚古墳」があります。こちらの古墳は、6~7世紀の古墳時代末期に作られた円墳です。大小2基の古墳から成り、大きい方が「猿楽塚」と呼ばれ、地域の人々に親しまれています。猿楽町という地名も、この古墳に由来しているのです。
猿楽塚は、死者を埋葬した古代墳墓の1種とされていますが、発掘調査は行われておらず、詳しいことはわかっていません。円墳のサイズは、直径約20メートル、高さ約5メートルで、渋谷区の指定史跡です。猿楽塚の上には、天照皇大神をはじめ、素戔嗚尊や猿楽大明神などを祀った猿楽神社が建てられています。
猿楽塚にまつわる、ちょっと怖い伝説
猿楽塚には、少し怖い伝説が残っています。それは、猿楽神社が建立された大正時代に遡るお話です。当時、戦国時代からの旧家である朝倉家が、猿楽塚のある一帯を敷地としていました。朝倉家は、甲州の武田家に家臣として仕えた家の流れを汲む名家です。明治期には、朝倉虎治郎が東京府会議員、同府会議長、渋谷区会議長などを歴任しており、由緒正しい名門の家だといえます。
そんな朝倉家が、大正9年に庭を造るために4基あった塚のうち、1基を取り壊すことにしました。すると、虎次郎と工事にあたった棟梁とが、原因不明の病気にかかってしまったのです。塚から出てきた人骨と武具を丁重に供養し祀ったところ、2人の病は治りました。そのとき建てられたお社が「猿楽神社」です。このお話は、虎次郎の孫が叔母から聞いた話として伝えられています。
旧朝倉家住宅と併せてお散歩コースに
猿楽塚のすぐ近くには、「旧朝倉家住宅」があります。こちらも代官山駅から徒歩5分ほどです。旧住宅を見てから猿楽塚を訪れたり、猿楽塚と猿楽神社を参詣してから旧住宅に向かったりと、お好きな順番で両方見てみてはいかがでしょうか。旧朝倉家住宅の観覧料は、大人100円、小中学生50円です。
主屋・土蔵・庭園・車庫から成る木造2階建ての大邸宅は、高価な木材をふんだんに使った
名家ならではの豪華さを味わえます。大正ロマンを感じさせる、レトロとモダンの融合した空間をぜひ体験してみてください。お天気の良い日はもちろん、多少の悪天候時でも、旧朝倉家住宅の窓から眺める庭園は風情がありますよ。
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