「啓蟄」って何?親子で知っておきたい豆知識
2022/06/03
こんにちは!ぽっかぽかです。3月に入ると、「いよいよ春だな」と感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、春の季語でもある「啓蟄」の豆知識を、まとめてご紹介します。
そもそも、「啓蟄」ってどんなもの?
春によく聞く言葉といえば、「啓蟄(けいちつ)」が挙げられるでしょう。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「虫などが土中にとじこもる」を意味し、『冬ごもりしていた虫が這い出る』という意の言葉です。二十四節季の1つで、毎年3月6日頃から3月20日頃が啓蟄にあたります。2021年では、3月5日から3月19日が啓蟄です。
二十四節季は約15日間ごとに24に分かれています。このため、啓蟄といっても決まった日付で固定されたものではなく、啓蟄に入った日から春分までの期間を指すのです。啓蟄に入る日を意味して、「今日は啓蟄」と表現する場合もあります。
啓蟄には、本当に虫が出てくるの?
啓蟄になると、土の中で冬ごもりしていた虫たちが外に出てくる…というイメージがありませんか?本当に、この時期になると虫が這い出てくるのでしょうか。一般的に、動物や虫が冬ごもりから目覚めるには、いくつかの条件があるといわれています。例えば、その日の最低気温が5度以下にならないことが条件の1つです。また、平均気温が10度以上であることも、大切なポイントとされています。
冬ごもりを終えるための条件は、生き物によって異なります。しかし、啓蟄の頃の暖かさにつられて、外に這い出して来る生き物は多数いる、と考えられそうですね。ひと口に啓蟄といっても約2週間の幅があるので、この期間に巣や土の中から這い出てくる虫の姿は、きっと多く見られることでしょう。
春の風景を表す、風情ある言葉たち
啓蟄以外にも、春の訪れを表現する言葉は数多くあります。ここでは、古くから使われている、春を表現する言葉をご紹介します。
・菰外し(こもはずし)
「菰(こも)」とは、わらで作ったむしろのことです。立冬の頃、松をはじめとする木々に菰を巻き付けます。寒さを避けるために害虫が菰に入るので、これを啓蟄の頃に外すのです。江戸時代から盛んに行われてきた害虫駆除方法で、春の風物詩といえます。
・虫出しの雷
立春を過ぎて初めて鳴る雷を、「虫出しの雷」と呼びます。春先は大気が不安定になりやすく、啓蟄の頃によく雷が鳴るので、この名が付いたようです。虫出しの雷は春の訪れを告げ、冬ごもり中の虫が驚いて外に出てくると考えられました。
春になると、生き物だけでなく自然や天候の変化もめまぐるしくなります。2021年の春には、ぜひ外に出て、春の生き物や自然の観察をしてみませんか?
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