子どもたちにも教えてあげたい!「秋分の日」の歴史と豆知識
2022/06/03
こんにちは、ぽっかぽかです。9月23日は「秋分の日」。今回は大人でも意外と知らない、秋分の日の成り立ちと歴史、豆知識をご紹介します。
「秋分の日」とはどんな日?
「秋分の日」は、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。秋分の日を中心にした前後3日間、計7日間を指して「秋の彼岸」と呼びます。ちなみに、春分の日を中心とした7日間は「春の彼岸」です。お彼岸には、お墓参りに行く人も多いことでしょう。ではなぜ、お彼岸にはお墓参りに行くのかご存じですか?
秋分の日と春分の日には、太陽が真西に沈みます。仏教では西の彼方に極楽浄土があるとされ、この2日間は極楽浄土と現世が近づく時期と考えられました。そこで、お彼岸にあたる時期に先祖を供養することで、自身も極楽浄土に到達できるよう願う習慣ができたといわれています。
お彼岸は海外にもあるの?
お彼岸にお墓参りに行くのは、日本独自の文化です。仏教の発祥の地であるインドや中国には、お彼岸にお墓参りをする習慣はありません。日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、お彼岸の頃は季節の変わり目でもあります。古来より、日本人には植物が芽吹く春には太陽とご先祖様にその年の豊作を願い、実りの秋には収穫を感謝する習慣がありました。
この習慣と仏教の教えとが結びつき、現代まで続く「お彼岸にお墓参り」という形になったと考えられています。つまり、お彼岸にお墓参りに行くというのは、日本ならではの環境によって育まれた習慣だといえるでしょう。
「秋分の日」と古代文明の意外なつながり
古代エジプトでは、秋分の日は春分の日と並んで、年に2回の特別な日とされていました。13世紀頃つくられたとされる遺跡・アブシンベル神殿では、秋分の日と春分の日に特別な光景が見られます。昇って来る太陽の光が、入り口から60メートル奥にある4体の神像を照らすのです。なぜこのようなつくりになっているのか、はっきりしたことはわかっていませんが、王の死後もその尊さを表すためと考えられています。
また、マヤ文明の遺跡でも、秋分の日と春分の日に面白い光景が見られます。10世紀頃につくられたチチェン・イッツァのエル・カスティージョで、階段の横に彫られた「羽毛の生えた蛇」が、動いているように見えるのです。これは、太陽の動きと影を巧みに利用した現象です。古代マヤ人にとっても、秋分の日と春分の日は特別な日だったと考えられます。
2021年の秋分の日には、ぜひ自然やご先祖様に思いを馳せ、特別なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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