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4月4日は「あんぱんの日」!成り立ちと歴史をご紹介します!

      2022/06/03

こんにちは、ぽっかぽかです。44日は「あんぱんの日」です。大人も子供も大好きな「あんぱんの日」とはどんなものか、そのユニークな成り立ちと歴史を詳しくご紹介します。

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「あんぱんの日」の成り立ちと歴史

「あんぱんの日」の歴史は意外と古く、明治時代初期まで遡ります。明治8年(1875年)の44日、パン屋の老舗である「銀座 木村屋」が明治天皇にあんぱんを献上しました。木村屋といえば、元祖あんぱんを生み出したお店です。

当時、天皇皇后両陛下が向島にあった水戸藩下屋敷でお花見をすることになり、そのお茶菓子としてあんぱんが出されました。その頃のあんぱんは、パンになじみのない日本人にとって、饅頭に似ていながら変わった味だと大ヒットしていたそうです。天皇の侍従を務めていた山岡鉄舟もあんぱんの大ファンだったといいます。

山岡鉄舟のすすめもあり、木村屋ではそれまでのあんぱんをさらに改良し、八重桜の塩漬けを入れて日本らしさを演出しました。この「桜あんぱん」は天皇皇后両陛下のお気に召し、木村屋のあんぱんは皇室御用達となったのです。この出来事を記念して、44日は「あんぱんの日」に制定されました。

創意工夫から生まれた「あんぱん」

現在では、あんぱんといえば大人も子供も大好きな菓子パンの代表的存在ですよね。手軽に食べられ、日本らしさも味わえるとあって、お花見のお供としても人気があります。そんなあんぱんは、既述の通り銀座の「木村屋総本店」が考案しました。

日本におけるパンの歴史は古く、安土桃山時代にポルトガル人宣教師によって伝えられたといわれています。しかし、硬くてパサパサした食感が日本人の口に合わず、パンはなかなか普及しなかったようです。

木村屋創業者である木村安兵衛は、横浜の外国人居留地で偶然口にしたパンの柔らかさを再現するため、酒種を使いパンを作りました。また、日本人が大好きなあんを詰めて売ったところ、評判が評判を呼びよく売れるようになったのです。

あんぱんは世界でも人気者に!

日本では生まれたあんぱんは、今や世界中の人気者です。和菓子でも重要な存在であるあんことふわふわのパン生地の融合は、日本人のみならず多くの国や地域で愛されています。海外では、日本に来てあんぱんを食べ、そのおいしさに衝撃を受けたという人も少なくないようです。

日本ではすっかり人気の味として定着したあんぱん。日本では誰もが知っている人気キャラクターも、あんぱんがモチーフになっているほどです。44日の「あんぱんの日」には、ぜひおいしいあんぱんを食べながらその歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか?

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