目黒区でおすすめ！新緑が清々しい「駒場野公園」
2023/05/05
こんにちは！ぽっかぽかです。新緑が目にまぶしい季節になってきました。そこで今回は、目黒区でのお出かけにぴったりの緑豊かなスポットをご紹介します。
近代農業の発展に貢献した「駒場野公園」
今回ご紹介する駒場野公園は、目黒区駒場二丁目にあります。京王井の頭線の駒場東大前駅から徒歩1分、電車の車窓からもその様子を一望することができる公園です。昭和61年3月31日に開園し、平成19年度に拡張されました。約40平方メートルの敷地内には、雑木林や果樹園、水田といった施設のほか、デイキャンプ場や自然観察舎などがあります。
駒場野公園がある一帯は、かつては人の背丈ほどもある笹が生い茂り、所々に松林も広がる広い原野でした。当時からこの地域は「駒場野」と呼ばれていたそうで、明治時代になるとこの広い原野を活かして駒場農学校が開校します。農業の近代化を図り、総合的教育および研究が行われました。
駒場農学校は後に東京農林学校、東京帝国大学、農科大学等を経て、東京教育大学農学部となりましたが、昭和53年に筑波へと移転しました。跡地に造成されたのが、今の駒場野公園です
見どころは全国の多種多様な樹木と桜
駒場野公園内には、全国の県木が植栽されています。北国の林、関東・関西の雑木林をはじめ、サルスベリの林などもあり、四季折々の風景を楽しめるのが同園の魅力の一つです。関東でおなじみのコナラやケヤキ、長野県の県木で有名な白樺といった有名どころはもちろん、備長炭を生み出すウバメガシ（和歌山県）、ヤブツバキ（長崎県）といった珍しい樹木を探すのも楽しいですよ。
また、同園には十月ザクラや兼六園菊ザクラなど、19品種もの桜も植えられています。桜の季節には異なる表情を持つたくさんの桜を楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。
バードサンクチュアリでは様々な鳥たちの姿を見ることもできます。渋谷からも近い都心エリアでありながら、豊かな自然が維持されている同園は、まさに癒しのスポットと言えるでしょう。
都心で手軽に楽しめるバーベキューもおすすめ！
駒場野公園では、園内のデイキャンプ場でバーベキューも可能です。炉は5基あり、1炉あたり8名まで利用できます。予約制で揮発性燃料の使用は不可です。アルコール類や楽器の持ち込みは禁止されているので、小さなお子さん連れでものんびりとバーベキューを楽しめます。
鮮やかな新緑の季節に、ぜひ家族みんなで散策やバーベキューを楽しんでみてはいかがでしょうか。渋谷にもすぐ出られる立地なので、散策の後は渋谷で買い物をすることもできそうです。週末のお出かけ先に悩んだら、ぜひ駒場野公園をチェックしてみてくださいね！
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