11月に行ってみたい!「酉の市」の歴史と魅力をご紹介します!
2023/11/06
こんにちは!ぽっかぽかです。11月の伝統的な行事に「酉の市」というものがあります。ニュースなどでにぎやかなお祭りの様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか?関東を中心としたこの行事の歴史と魅力をたっぷりご紹介します!
「酉の市」ってどんな行事?
酉の市は11月の「酉の日」に、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る神社などで行われるお祭り・市のことです。「酉の祭(まち)」「大酉祭(おおとりまつり)」「お酉様」といった名前で呼ばれることもあります。主に関東地方で行われる行事で、大鳥神社や鷲神社などの日本武尊を祀る神社をはじめとする、鷲や鳥にちなんだ寺社の年中行事です。
暦のすべての日には干支が割り振られており、12日で一巡します。酉の日も、12日に1度巡ってくるわけです。11月の酉の日は、2回ある年と3回ある年があります。酉の市が立つ回数も、これに準じます。そして、11月最初の酉の日を「一の酉」、2回目を「二の酉」、3回目を「三の酉」と呼び分けるのです。2023年の11月には酉の日が2回あるので、酉の市も2回立ちます。
酉の市の始まりには諸説ありますが、「日本武尊が亡くなった日に祭りを行うようになった説」、「日本武尊が東征における戦勝のお礼参りに来た日説」などが有名です。東京・浅草にある長国寺(別名「酉の寺」)で市が立った日にちなんでいるという説も有力視されています。
酉の市といえば熊手!その理由は?
酉の市と言えば、大きさも飾りも多種多様な「縁起熊手」が大きな注目を集める存在です。酉の市では多くの人がこの熊手を購入するために訪れます。なぜ熊手が縁起物になったかというと、これも日本武尊に関係があるのです。
昔、日本武尊が先勝のお礼参りに鷲神社(現在の東京・台東区にある神社)に来た際、神社の前の松の木に熊手を立てかけました。当時、熊手は鉄製の爪を付けた武具であり、敵を引っかけて倒したり、馬上から引きずり下ろしたり、という風に使われていました。日本武尊は開運・商売繁盛の神として日本各地で信仰を集めていたことから、熊手が縁起物として広まったというのです。
他にも、落ち葉などをかき集めるのに使われる農機具としての熊手が、「金銀や福をかき集める」として縁起物になっていったという説もあります。熊手の爪が鷲の爪に似ていることから、「運を鷲づかむ」として縁起が良いとも言われています。やがて、大きさも飾りも様々な熊手が縁起物として売られるようになり、酉の市の縁起熊手は全国的に人気が広まっていったのです。
2023年酉の市で熊手を買うときのポイント
「縁起熊手を一度買ってみたい」「酉の市に行ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?ニュースなどでその混雑ぶりやにぎやかさがよく取り上げられますので、初めて行くのはハードルが高いと感じている方もいるかもしれません。
酉の市では大小さまざまな熊手が売られており、小さいものは500円くらいから、大きいものになると数十万円するものもあります。初めて熊手を買うときは、より小さい物を選ぶのがポイントです。熊手は毎年少しずつ大きくしていき、前の年より多くの福を描き込めるようにと願いと込めます。
購入した熊手は高い場所、さらにできれば玄関に正面を向けて飾ると良いと言われています。酉の市に行ったことがない方は、ぜひ2023年に酉の市で初めての縁起熊手を購入してみてはいかがでしょうか?
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