一度は生で見たい!葵祭の起源と歴史、見どころをご紹介します
2024/05/20
こんにちは!ぽっかぽかです。5月の行事といえば、京都で行われる「葵祭」が代表的だといえるでしょう。かつては国家行事だったこのお祭りについて、起源や歴史、見どころをご紹介します。
そもそも「葵祭」ってどんなお祭り?
葵祭は、京都にある賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭で、毎年5月15日に行われるものです。古くは賀茂祭、または北の祭りとも呼ばれていました。平安中期の貴族の間では、「祭り」といえば葵祭を指す、というほど有名なお祭りだったそうです。
葵祭の起源は古く、今から約1500年前に始まったとされています。現在では京都三大祭の一つに数えられ、海外からも多くの観光客が訪れる一大イベントとなりました。総勢500名以上が平安貴族の姿で、京都御所~下鴨神社~上賀茂神社へと向かう行列が有名です。
なぜ「葵祭」と呼ぶの?
古くは賀茂祭と称されていたものが葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代に祭が再興されてからのことだといわれています。
下鴨神社と上賀茂神社の神紋である二葉葵にちなんで、内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)や勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾るようになったことから、「葵祭」と呼ばれるようになったのです。お祭りで使用される葵は毎年両神社から御所に納められています。
平安時代の光景が目の前に広がる圧巻の行列
葵祭の見どころは、何と言っても「路頭の儀」です。葵祭は宮中の儀、路頭の儀、社頭の儀の三つからなるのですが、現在は路頭の儀と社頭の儀が行われています。
このうち路頭の儀では、勅使をはじめ検非違使や内蔵使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿でつくられた行列が京都御所を出発します。総勢500余りの人と馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の美しい王朝行列が、下鴨神社へ、さらに上賀茂神社へ向かって練り歩くのです。その道のりは大変長く、約8キロにもおよびます。
行列が下鴨・上賀茂両社に到着した際に、それぞれの社頭で行われる儀式「社頭の儀」も必見です。勅使が御祭文を奏上し御幣物を奉納する光景は、まさに平安絵巻そのもの。さらに、雅やかな雰囲気の中で行われる御馬の牽き回し、舞人による「東遊(あずまあそび)」の舞も、葵祭ならではの見どころだと言えるでしょう。
葵祭の日には、国内外から非常に多くの人が訪れ、見物のためにはかなり早い時期からの計画が必要です。2024年には間に合いませんが、来年以降の葵祭を、ぜひご自身の目で見に行ってみてはいかがでしょうか?
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